誰得奇術研究６
目次
書誌情報
2023年８月10日刊行
編集：和泉圭佑
刊行人：株式会社プレイフェア
印刷所：プリントパック
表紙：TMAの仲間たち（TMA FAMILY）
阿部徳蔵『世界奇術書』に関する新発見
今まで知られていなかった未刊の原稿の内容とは
日本奇術界の発展に大きく貢献した阿部氏の業績のひとつでありながら、幻の未刊原稿となってしまった『世界奇術書』の存在を、貴重な資料と共にレポートしてくれています。
国立劇場「怪談物のつくりかた」レポート
現物をしっかり見て感じることの大切さ
最近は貴重な資料がデジタル化され、自宅で素早く閲覧もできる便利な世の中になっていますが、本物に近付いて見て触れて聴いた時でしか感じ取れない情報も確かにあります。私もできるだけ本物に触れる機会を作ろうとあらためて思いました。
台湾マジック界とTMAの軌跡
最もアツいコンベンション、TMAはどのように生まれたのか
TMAとは
資料から読み解く台湾マジック小史
関東奇術連盟、TMAの誕生
アジア最大級コンベンションへ
TMAの魅力と次世代
10年ぶりのリー・アンシェンと技法「宇宙パーム」の考案者について
アンシェン氏がFISMアクトで使っていた「右手で１枚のカードを消した後、五指を開き、そしてもう一度出現させる」という高等テクニックの原点を探っています。しかし小野坂東氏のお話は驚きとワクワクが毎度詰まっていますね。