広告

The Magic No.92(ザ・マジック)

The Magic(デアゴスティーニ),和書,国内映像,映像,カード,クロースアップ,サロン・パーラー,ステージ,リンキング・リング

書誌情報

発行 デアゴスティーニ・ジャパン
監修 マジシャン・メイガス
発行日 2022/9/20
定価 1,823円(税込)

【セット内容】
冊子(オールカラー12ページ)
DVD(約22分)
トリプルリング

シンフォニー・オブ・ザ・リング①(Symphony of the Rings Part1)

6本のリングが繋がったり外れたりします。

主にステージで演じられる6本のリンキング・リング手順で最も有名なのが、このダイ・バーノン(Dai Vernon)のシンフォニー・オブ・ザ・リングです。1958年にルイス・ギャンソン(Lewis Ganson)が、この手順のみの解説書を発行してから何度も再版されている傑作手順です。長い手順なので、デアゴスティーニでは解説を3回に分けており、今回は観客自身が繋がったリングを外したように見せるところまでを丁寧に説明しています。

ルーン
ルーン
ステージで大リングの手順を演じたいなら、まずこれから覚えて徐々に自分なりにアレンジしていくと良いです。

カード・アクロス(Card Across)

左右2人の観客にカードを10枚ずつ数え取ってもらいます。さらに1枚のカードを選んでもらい、そのカードの数字が3だったとして、右から左へカードが飛んで行くジェスチャーを3回おこないます。観客にカードの枚数を確認してもらうと本当に3枚のカードが移動しています。

考案者はフランスのコヌス(Conus)で、1853年1月にドイツ語で書かれた本『Ein Spiel Karten』が解説の初出と言われています。同じ年にポンサン(J.N.Ponsin)の『Nouvelle magie blanche dévoilée』でも「観客が手に持っているカードの増殖」というタイトルで紹介されており、ロベール・ウーダン(Robert Houdin)も30枚のカードを使って演じています。1907年にマイケル・F・ゼンス(Michael F. Zens)が15枚のカードと封筒を使用した"Zens’ Cards to Envelopes"を発表し、封筒も頻繁に使われるようになります。どの手順も3枚の移動が基本ですが、デアゴスティーニではメイガス・バージョンとして一工夫が加えられています。

 

付属マジックアイテム
トリプルリング:77号、83号に付属した直径約17㎝のレギュラーリングと同様のリングが3本連結したもの。

広告