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The Magic No.19(ザ・マジック)

2022-09-26The Magic(デアゴスティーニ),和書,国内マジック道具,国内映像,技法,映像,,道具クロースアップ,コイン,サロン・パーラー,シルク,ステージ,プロダクション,歴史

書誌情報

発行 デアゴスティーニ・ジャパン
監修 マジシャン・メイガス
発行日 2019/12/3
定価 1,657円+税

【セット内容】
冊子(オールカラー12ページ)
DVD(約18分)
シルク(黄・青)

基本テクニック講座
シルクの扱い方②
スリップ・ノット:シルクの端同士を固結びで結んだようにみせて引っ張ると簡単に解けるようになっている結び方。

フォールス・ノット:シルクの真ん中に結び目を作ったようにみせて引っ張ると解けるようになっている結び方。

片手結び:片手でシルクの真ん中に一瞬で結び目を作る方法。

シルクの貫通(Silk Thru Silk)

演者と観客が互いにシルクを交差させしっかり結びますが、不思議にも結び目はそのままで2枚のシルクは離れてしまいます。

ステージで人気のある演目に、片端を足で押さえ反対側の端を口に咥えて縦に張ったロープに2回結び付けたシルクが貫通して離れる、というトミー・ダウド(Tommy Dowd)の「Silk Penetration」がありますが、同じ原理を応用してクロースアップでも演じられるようにしたのが別名「The Phantom Knots」とも呼ばれるこの作品です。道具に仕掛けは無く、即席で演じられて、観客も参加できて、しかも不思議という、とても良質な作品です。

シルク・プロダクション(Silk Production)

1枚のシルクを振ると、もう1枚のシルクが出現し、それを振るともう1枚とシルクが次々と出現します。

エリック・ルイス(Eric Lewis)とハロルド・ライス(Harold Rice)の方法です。振り出しシルクなどとも呼ばれ、ステージでも見映えのする華麗なマジックで、複数枚のシルクを使う演目の導入によく演じられています。この演目でよく起こる失敗が、まだそのタイミングではないのに次のシルクが滑り出てしまうことですが、それを防ぐちょっとした(しかしとても重要な)コツがキチンと説明されています。

ルーン
ルーン
実は作品を知っていてもこのコツを知らない人は意外と多く、上手くいかずに悩んでいる人は、この情報だけで今号を購入する価値が充分にあると思います。

ワイルド・コイン(Wild Coins)

コインを擦ると他のコインに変化します。変化したコインをカップに入れて次のコインをまた変化させます。次々と変化させながらカップに入れていき、最後にカップの中のコインをテーブルに出すとすべてのコインが変化前のコインに戻っています。

考案者はデビッド・ロス(David Roth)。演技のテンポが心地良いコインマジックの傑作です。殆ど同じ手順の繰り返しなのでコインを何枚でも変化させることができますが、やはり原案通り3枚か多くても4~5枚くらいにしておいた方が良いでしょう。

HISTORY OF MAGIC
ファンタスマゴリア(Phantasmagoria)
18世紀末にフランスで流行し上演された幽霊ショーの話。今回は有名な「ペッパーの幽霊」が展示されるまでの時代。

WELCOME TO MAGIC WORLD
一般社団法人FLCエンターテイメント(fresh leaf company Entertainment)とその代表マジシャンわか葉さんの紹介。

付属マジックアイテム
黄色シルク1枚(45㎝角)、青色シルク1枚(45㎝角)。

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