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The Magic No.18(ザ・マジック)

2022-09-26The Magic(デアゴスティーニ),和書,国内マジック道具,国内映像,技法,映像,,道具カード,クロースアップ,ダイス,メンタル,日用品・その他

書誌情報

発行 デアゴスティーニ・ジャパン
監修 マジシャン・メイガス
発行日 2019/11/19
定価 1,657円+税

【セット内容】
冊子(オールカラー12ページ)
DVD(約33分)
ダイス・フライト

基本テクニック講座
カードの扱い方⑮
カード・スプリング:フラリッシュと呼ばれる曲芸的な技のひとつで、まるでカード自身が意思を持って手から手へ飛び移っているかのように見映えのする派手なテクニックです。

フォールス・シャッフル(プル・スルー・シャッフル):しっかりリフル・シャッフルしたように見せることができるテーブル上でおこなうフォールス・シャッフルです。

コインの扱い方⑩
スペルバウンド・ムーブ:コインを鮮やかに変化させる技法で一連の流れを繰り返すことができるのでコインの扱いの練習にも向いています。

ダイス・フライト(Dice Flight)

ぴったり合わせた2枚の小皿の中に、どういうわけかダイスが次々と飛び込んでいきます。

原案は赤沼敏夫(あかぬまとしお)氏が1975年にトリックスで発表した「UFOダイス」。原理、手順構成、ユニークな道具立てが絶妙に組み合わさった名作です。東京堂出版の『コインマジック事典』では「UFOコイン」、『高木重朗の不思議な世界』では「ジ・オリエンタル・コインズ」という名で小皿とコインを使った高木バージョンの作品が解説されています。

カップの透視(Three Cup Mind Reading)

中が透けて見えない不透明なカップを3つ用意し、演者が後ろを向いて見ていない間に観客がどれか1つにコインを入れます。演者はコインがどのカップに入っているのかを透視して当ててみせます。

カップとコインだけでなく箱や封筒、カードなど様々な物に応用できるメンタルマジックです。初心者向けとして解説されることが多いのですが、この原理を知らない人に適切に演じるとかなり不思議に見えます。重要なのは観客にしてもらう操作の意味付けで、ここが無意味だと不自然になり疑われやすくなってしまいます。

ルーン
ルーン
私は「今コインを隠したカップが1つだけ動いて位置が変わってしまいましたので残った2つのカップの位置も入れ替えて動かしてしまいましょう。」と観客に指示しています。

ビジター(Visitor)

デックからあらかじめ4枚のKを抜き出して赤2枚と黒2枚に分けて表向きで置いておきます。観客が選んだカードを赤2枚のKの間に挟みおまじないをかけると一瞬で黒2枚のKの間に移動し、また一瞬で戻ってしまいます。

考案者はラリー・ジェニングス(Larry Jennings)。カードマジック史に残る傑作と言われており、ここでは改案となるフランク・ガルシア(Frank Garcia)の「Traveling Visitor」が解説されています。原案と違いデックを2つのパケットに分けないので、カードが移動したという印象自体は弱まりますが、見た目に無理のないスッキリした手順で難易度も下がっています。

ルーン
ルーン
原案を知りたい人は『新版ラリー・ジェニングスのカードマジック入門』に「まぼろしの訪問者」という邦題で解説されていますので、そちらをご覧ください。

WELCOME TO MAGIC WORLD
Realize Your Magic, LTD. scriptmaneuver(スクリプト・マヌーヴァ)と、その代表取締役である滝沢敦氏とマジシャンAsamiさんの紹介。

付属マジックアイテム
ダイス・フライト:白ダイス3個、赤ダイス1個、仕掛けダイス1個、小皿2枚。

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