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The Magic No.52(ザ・マジック)

2022-09-26The Magic(デアゴスティーニ),和書,国内マジック道具,国内映像,映像,,道具カード,サロン・パーラー,ステージ,マニピュレーション,和妻

書誌情報

発行 デアゴスティーニ・ジャパン
監修 マジシャン・メイガス
発行日 2021/3/9
定価 1,823円(税込)

【セット内容】
冊子(オールカラー12ページ)
DVD(約41分)
マニピュレーション・カード

スプリット・ファン・プロダクション(Split Fan Production)

何も無い空間に伸ばした手から何枚ものカードが扇状に現れます。そのカードを下にある入れ物の中に落とし再び空間に手を伸ばすと、また何枚ものカードがその手に現れます。落としては現れを繰り返し何十枚ものカードが出現します。

スプリット・ファン・プロダクションは、手に隠し持ったカードの実際の枚数よりも何倍も多くの枚数を出現させたように見せることができるカード・プロダクションのテクニックのひとつで、アーサー・バックリー(Arthur Buckley)が1914年頃に考案したと言われています。この巧妙さを採用したポール・ルポール(Paul LePaul)やカーディニ(Cardini)などのカード・マニピュレーターの間で1920年代から流行しました。

連理の白紙(Renri no Hakushi)

1枚の半紙を12枚に切り、切った紙を揃えて振ると一連に繋がって垂れ下がります。それを1枚ずつ千切って纏めてから振ると再び一連に繋がります。その紙を両手の中で絞って丸め、扇子であおぐと紙吹雪となって舞い散ります。

日本奇術が独立した芸能になったのは安土桃山時代の頃であると言われており、江戸時代になると「手妻」と呼ばれるようになります。手を稲妻のように素早く動かす(実際は早く動かしているわけではなく「目にも止まらぬ不思議な早業」という印象からきているのでしょう)ことからそう呼ばれています。明治時代に入ってから西洋奇術が次々と輸入されたことで、それらと区別する為に「和妻・洋妻」と呼ばれるようになり、「和妻」という呼び方が定着したようです。「連理の白紙」あるいは「連理の紙」は江戸時代の伝授本に見当たらないことから明治時代初期に考案されたものと思われ、和妻の中では比較的新しい演目のようです。考案者は分かりませんでした。

WELCOME TO MAGIC WORLD
和妻師&マジシャンの北海翼(Tsubasa Kitami)さんの紹介。

付属マジックアイテム
マニピュレーション・カード:デアゴスティーニ・オリジナルの特製カード1組と仕掛けのあるジョーカー2枚付き。

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